ネットワークプログラマビリティ勉強会#2@六本木に参加してきた

ネットワークプログラマビリティ勉強会 2回目


ネットワークプログラマビリティ勉強会 2回目に参加した際のメモです。

  • 12/16
  • 19:00-19:05 はじめに
  • 19:05-20:00 結局、OpenStackとは何なのか?
  • 20:15-21:00 Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方

http://network-programmability.connpass.com/event/10338/

結局、OpenStackとは何なのか? ユーザ会 中嶋氏

今回は、OpenStackって何?という入門の話です。

■自己紹介

  • 日本OpenStackユーザ会長
  • @IT OpenStack超入門

■日本OpenStacckユーザ会とは

日本は世界で最も活発なコミュニティの一つ

  • 22団体
  • 約1800名
  • メーリングリスト
  • ローカライズ、翻訳

■OpenStackの概要

概要

  • OSSで開発されるCloudOS
  • IaaSからPaaS
  • Juno→Kilo
  • コンポーネント紹介(図)
  • 機能で分割したマイクロコード構造
  • Pythonで実装

ネットワーク例

  • Linux Bridge/OVSを使った場合のネットワーク例の紹介(Virtual/Physical)
  • 操作イメージ(Neutron API/SDK)

■エコシステム

どんな人が何のために使っているの?

当初、RackspaceがAWSに対抗するために始めたもの

  • Phase1 IaaS基盤
    • PublicをターゲットにしたIaaS基盤を作りたい
    • 研究開発に大規模なリソースを使いたい
  • Phase2 サービス基盤
    • 標準化による効率化を目的として、自社サービス基盤として採用
    • 現在、最も活発に活用されている領域
  • Phase3 クラウドネイティブ
    • フルプログラマビリティな世界

事例に関して

  • 公式サイトのユーザストーリーに事例が多数あり
  • Marketplaceでも登録したユーザを多数確認可能
  • BMW
  • BestBuyなど

ディズニーの話。

Good/Cheap/Fast→Fast/Fast/Fastへの転換。

■よくある質問

  • 一般的なk草加ソフトウェアとどう違うの?
  • どんなメリットがあるの?
  • 非IT企業で使うメリットは?
  • ミッションクリティカルなところは・・・

→回答略

■OpenStackって何なのか?

横に見るのではなく

  • 個別の技術要素(コンポーネント)をそれぞれ見ても・・・

縦に見る

  • 人での作業から解放する

抽象化と標準化を進めてくれる

抽象化と標準化を良しとする

  • 当然、HyperVでもVMWareでもKVMでも
  • 細かい機能を細かく使うのではない
  • 結果、完全な自動化を実現していこう

■まとめ

  • とりあえず触ってみる(BMWがそうだった)
  • OpenStack Days 2015 2/3-4
  • OpenStack Summit 2015/OctはTokyo

■質問

  • 規模が大きく開発チームが必要なイメージがあるがどうか?
    → 規模が大きいと大変。ただし小規模からスタートして行くことが大事である。

  • OpenStackを意識して開発しておくべきか
    → PublicからPrivateに持っていくのもAPIに準拠していれば簡単です。逆も簡単です。

  • IaaSからPaaSまでのPaaSってどのあたりまで?HerokuだとGitとの連携などあるけど。
    → プロジェクトが増えてきている。今回紹介したのはコアコンポーネントでPaaSでいうとHeat/Sahara/Troveあたり。

  • エッジオーバーレイの話はNeutronのAPIを持っているものが多いが、ネットワーク系のデファクトはNeutornになってきている?
    → NFVはOpenStackに近づいてきている。そんな印象を受けます。

  • NovaとNeutronが連携してサーバ/NWのプロビジョニングはKVMだけという話を聞いたが、他の事例は?
    → HyperVは7から盛り上がっている。VMは楽天が使っている。
    → VMだとNSX使わない場合、裏で作り込みが必要と聞いたが?
    → KVMが一番実績がある

Openstackはリソースを調達するとこまで、アプリケーションの管理はDockerという流れもある。

Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方 Cisco TAC伊藤氏


Dockerの基礎です。

  • Dockerって何?
  • なぜNEがDocker?
  • 基本的な使い方と応用例
  • 次回あれば:Dockerとその足回りと実運用

■自己紹介

  • Cisco TAC
  • Docker仕事ではなく個人利用
  • 最近作ったサービスとして「ゆくも」を紹介
  • 「ゆくも」の裏ではDockerが動いている

■Dockerの概要

Dockerって何?

  • Linuxで利用される仮想化技術です
  • コンテナと呼ばれる仮想化技術を使う

コンテナ型って何?

  • OSの一部のみを仮想化
  • LinuxのKernelの機能でリソースを分離
  • JVMとJarに近い
  • 実際はnamespacesやcgroupsをまとめている

Infrastructure as a Code

  • サーバのイメージがCodeとして扱われる
  • Codeをコンテナとしてイメージ化
  • コンテナ切り替えが容易

Dockerの強み

  • OS on OSではないのでオーバーヘッドが少ない
    • Linpackを使った演算性能測定でNativeとパフォーマンスが近い結果が
  • 「コード」でインフラの構成を管理

なぜNetwork EngineerがなぜDockerをやるか

  • ネットワーク機器への接続を意識する
  • Ambassadorパターン
  • コンテナがネットワーク機器の内部で使われる可能性があるよね
  • トラフィックジェネレータとしてのDocker

■Dockerの使い方のデモ

Dockerのコンポーネント

  • Docker Client:Daemonに対して命令を与える
  • Docker Daemon:コンテナを実際に動かす
  • Docker Repository:イメージを保存

Dockerの状態遷移

  • running
  • paused
  • stopped
  • image
  • removed

Dockerのイメージ取扱い

  • docker run
  • docker build
  • docker commit
  • docker push
  • docker pull
  • docker rmi
  • import

Docker Demo

  1. まずはdocker searchコマンドでイメージを探す

  2. docker pullでイメージを取ってくる

  3. docker imageで確認

  4. docker run ubuntu:14.04 echo “hello docker”で応答を確認

  5. docker run ubuntu:14.04 cat /etc/issue でOSも確認

  6. docker run ubuntu:14.04 cat uname -a とするとカーネルは同じに見える

  7. docker run -t -i ubuntu:14.04 /bin/bash でシェルに入る(tty/interactive)

  8. 新しいコンテナを立ち上げると別のコンテナでの操作は見えない

  9. docker run -d -p 80:5000 コンテナ名 で外と中をマッピングして導通確認

  10. docker ps で状態確認 -aで停止中のコンテナも表示

  11. docker stop / start の紹介

  12. docker commitでイメージ化(IDを指定)

  13. docker pushでレポジトリへ追加する

  14. docker fileからイメージを作成。Scriptファイルのようなもの。docker buildで実行。

■Dockerのネットワーク

Dockerのネットワーク構成

  • docker0 Bridgeにvethが接続されている。
  • vethの先にコンテナのeth0が接続
  • eth0は不定のIPが割り当てられる
  • 物理NICでNAPT

DockerのPort Forwarding

  • 外部からのNAT越えはポートフォワードする
  • docker run -p Port_X:PORT_Y

DockerでのIP不定対策

  • IPではなく「Link」
  • –linkを使用
  • envで参照可能

3階層の例

  • Nginx Python MySQL
  • 階層間の接続には必ずLinkを使う
  • イメージ化しましょう
  • 各コンテナにサービスをすべて入れて、Nginxでドメイン振り分け

■まとめ

  • 従来の仮想化と違いリソースを効率的に利用
  • 環境を適度に分離する
  • 不変なイメージをコンテナ化する
  • 大規模環境ではKubernetesのようなオーケストレーションツールで管理する必要性が高まる
  • Dockerを挟むとベンダ依存が減る
  • コンテナ間の連携は苦労する。DNSによる連携の補足スライドあり(パフォーマンス面で難あり)

質問は大分聞き逃したので省略します・・・

次回はOpenDayLightの話を予定しています

その他のセミナー参加メモ


紹介がありましたがOpenStackは日本語の参考書も出ています。勉強しておいた方が良いと思います

オープンソース・クラウド基盤 OpenStack入門 構築・利用方法から内部構造の理解まで
中井悦司 中島倫明
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BloggerでAdsenseの広告をタイトル下に貼る方法

BloggerでHTMLを直接編集してAdsenseの広告をタイトル下に貼る方法です。別でアドセンスを申請していたため、アドセンスの管理画面を直接操作します。

テンプレートをバックアップする

「テンプレート」 → 「バックアップ/復元」 → 「テンプレートをすべてダウンロード」からバックアップを取得してください

アドセンスで広告コードを取得する

  1. アドセンスの管理画面から「広告の設定」→ 「+新しい広告ユニット」から好きなサイズの広告を作成してください

  2. 広告を作成後に以下の画面が立ち上がります。広告コードをコピーしてください。間違って画面を閉じた場合も「コードを取得」ボタンで後から取得可能です。

テンプレートのHTMLからタイトルの場所を探す

「テンプレート」→ 「HTMLの編集」で以下のコードを検索してください。コード内のどこかをクリックしたから検索するとコードを対象に直接検索可能です。

<div class='post-header-line-1'/>
</div>

上記のコードが2つ検索結果に出てくると思いますが、2つ目が対象です。

テンプレートにAdsenseの広告を差し込む

コードを以下の通り差し込みます。ここで注意点が二つあります。

  • アドセンスのコードをエスケープする
< を &lt;
> を &gt;
" を &quot;
  • TOPページに表示されないように制御する(TOPでサムネイル表示しているような場合)
<b:if cond="data:blog.pageType == &quot;item&quot;">
</b:if>
<div class='post-header-line-1'/>
<!-- Title Adsense -->
<b:if cond="data:blog.pageType == &quot;item&quot;">
ここに広告コードを貼付ける
</b:if>
</div>

場所と注意点さえわかっていれば割と簡単にできると思います。

H3Cスイッチの設定用コマンドまとめ

H3Cを触ると毎回コマンドを忘れるのでメモしておきます。

H3C コンフィグレーション

特権モード

<H3C>system-view
System View: return to User View with Ctrl+Z.

インタフェース設定

[H3C]interfaceGigabitEthernet1/0/48
[H3C-GigabitEthernet1/0/48]

interface GigabitEthernet1/0/48
 port link-type trunk
 port trunk permit vlan 1 2 3 10

マネージメントIP設定

[[H3C]management-vlan 10
[H3C]interface Vlan-interface 10
[H3C-Vlan-interface10]ip address 192.168.1.0 255.255.255.0

[H3C]vlan 2
[H3C-vlan2]port g1/0/10 gi1/0/20

設定保存

[H3C-luser-admin]save
The configuration will be written to the device.
Are you sure?[Y/N]
Before pressing ENTER you must choose 'YES' or 'NO'[Y/N]:Y
Please input the file name(*.cfg)(To leave the existing filename
 unchanged press the enter key):
Now saving current configuration to the device.
Saving configuration. Please wait...
.........
 Unit1 save configuration flash:/config.cfg successfully

[H3C-luser-admin]
%Apr  2 00:32:38:328 2000 H3C CFM/3/CFM_LOG:- 1 -Unit1 save configuration successfully.

H3C 確認(show)コマンド

H3Cではshowコマンドの代わりにdisplayコマンド使って設定やステータスを確認します。

設定確認

<H3C>display current-configuration

インタフェース確認(brief)

[H3C]display brief interface
Interface:
Eth  - Ethernet  GE   - GigabitEthernet TENGE - tenGigabitEthernet
Loop - LoopBack  Vlan - Vlan-interface  Cas   - Cascade
Speed/Duplex:
A - auto-negotiation

Interface   Link     Speed  Duplex Type   PVID Description
--------------------------------------------------------------------------------
Aux1/0/0    UP       --     --     --     --
GE1/0/1     UP       A1000M Afull  access 1
GE1/0/2     UP       A1000M Afull  access 2
GE1/0/3     UP       A1000M Afull  access 3

インタフェース確認

<H3C>display interface
Aux1/0/0
Description :  Aux Interface

 GigabitEthernet1/0/1 current state : UP
 IP Sending Frames' Format is PKTFMT_ETHNT_2, Hardware address is 1111-1111-1111
 Media type is twisted pair, loopback not set
 Port hardware type is 1000_BASE_T
 100Mbps-speed mode, full-duplex mode
 Link speed type is autonegotiation, link duplex type is autonegotiation
 Flow-control is not enabled
 The Maximum Frame Length is 9216
 Broadcast MAX-ratio: 100%
 Unknown Multicast Packet drop: Disable
 Unknown Unicast Packet drop: Disable
 Allow jumbo frame to pass
 PVID: 1
 Mdi type: auto
 Port link-type: access
  Tagged   VLAN ID : none
  Untagged VLAN ID : 1
 Last 300 seconds input:  0 packets/sec 0 bytes/sec
 Last 300 seconds output:  0 packets/sec 59 bytes/sec
 Input(total):  255798 packets, - bytes
         - broadcasts, - multicasts, - pauses
 Input(normal):  255798 packets, 16547765 bytes
         8 broadcasts, 14 multicasts, - pauses
 Input:  0 input errors, 0 runts, 0 giants,  - throttles, 0 CRC
         0 frame,  0 overruns, 0 aborts, - ignored, - parity errors
 Output(total): 260051 packets, - bytes
         - broadcasts, - multicasts, - pauses
 Output(normal): 260051 packets, 372735064 bytes
         1589 broadcasts, 2760 multicasts, 0 pauses
 Output: 0 output errors,  - underruns, - buffer failures
         0 aborts, 0 deferred, 0 collisions, 0 late collisions
         - lost carrier, - no carrier

VLAN Interface確認

<H3C>display interface vlan 10
Vlan-interface10 current state :UP
Line protocol current state :UP
IP Sending Frames' Format is PKTFMT_ETHNT_2, Hardware address is 000f-1111-1111
Internet Address is 192.168.1.1/24 Primary
Description : Vlan-interface10 Interface
The Maximum Transmit Unit is 1500

Trunkポート確認

<H3C>display port trunk
 The following trunk ports exist:
  GigabitEthernet1/0/48

その他

設定の削除はnoではなくundoを使用します。

WEBサーバ起動

[H3C]undo ip http shutdown
HttpTask is alive.

Bloggerのモバイルページにガジェットを表示する方法

Bloggerでページを作っている時に、「PCページでは見えているサイドバーなどのガジェットがモバイルページで見えない」なんてことはなかったでしょうか?

テンプレートのHTMLを少し編集することで、簡単に表示することができますのでこの記事で紹介します。

BloggerのガジェットをテンプレートのHTMLから探す

  1. まずはマイブログの左メニューから テンプレート を選択します。

  2. HTMLの編集をクリックします。

  3. 目的のガジェット名を検索してその場所まで行きます

<b:widget id='Profile2' locked='false' title='Categories' type='Profile'>

ガジェットにmobile=yesを追記する

コードが見つかれば後は簡単です。先ほどの行に「mobile=yes」を追記します。

<b:widget id='Profile2' locked='false' mobile='yes' title='Categories' type='Profile'>

動作確認

スマホで確認してみます。先ほどまではAbout Meしか表示されていませんでしたが、以下の通りCategoriesやBlog Archiveなどが表示されています。

実質514円/月でインターネット:ホワイトBBってどうなの?

WEBしかみないのでテザリングで十分と思っていたのですが、最近ホワイトBBなら実質514円でキャッシュバック付きの触れ込みを見て契約したので、その時に調べた内容を記載しておきます。契約する場合は、ご自身の環境に合わせて必ず調べるようにしてください。



ホワイトBBってなに?

ソフトバンクが提供するインターネット接続サービスです。足回りはADSLでソフトバンクの携帯とセットで安くなるキャンペーン(スマホBB割)が売りです。ソフトバンクはYahoo Japanを連結子会社に持っており、実際はYahoo BBをベースにしているかと思います。Yahoo BBと同じモデムが送られてきます。

※) スマホBBの携帯適用条件は公式ページを参照してください。

http://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/white-bb/

ホワイトBBの実質514円/月ってどういうこと?

現在、ホワイトBBのページを見ると以下の記載があります。

自宅のインターネットが実質514円/月 今なら5,000円キャッシュバックも。

実質514円ってどういうことなのでしょうか。まずADSLの費用を確認します。税込みで以下の記載を見つけました。

割引額はホワイトBB利用料金の税込金額から割引されます。税込金額は電話加入権をお持ちの方2,036円/月、電話加入権をお持ちでない方3,785円/月です。

ここからソフトバンクのスマホBB割でいくら安くなるかというと以下の通りです。

iPhone、SoftBankスマートフォンをお持ちでスマホBB割が適用になるとスマホ料金から最大1,522円毎月割引(最大2年間)され、実質負担月額514円でインターネットがご利用いただけます。

2,036円 - 1,522円 = 514円/月

ということですね。

スマホBB割 複数台はどうなるの?

私の家はNTTの電話加入をしていませんので、514円/月が実現できませんでした。ただ、この家族も対象というプランを利用してより安い値段で契約できました。

ホワイトBBにお申し込みいただくと、家族にもスマホBB割が適用になり、家族のスマホ代も割引されます。

スマホBB割は1人だと1,522円ですが、2人だと3,044円、3人だと4,566円がスマホ料金から割引になるようです。

ちょうど家族回線があったので、複数人で割引がききました。ちなみに最大は以下の通りです。

固定通信サービス1回線につき、携帯電話回線(スマートフォン/タブレット)最大10回線まで適用となります。

スマホBB割の条件は?データパックによる違いを確認

スマートフォンを持っていれば何でも割引というわけではありません。指定のパケット定額プランに入っている事が必要です。必ず公式ページの情報をご自身の環境と照らし合わせて確認してください。

  • 新料金プラン

http://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/sumaho-bb/

また、新料金プランでは1,522円の割引対象になるのでは5GB以上の定額パックを契約しているものが対象です。小容量パックの契約は1,008円/月になってしまいます。3Gや2段階定額も条件が異なりますので注意してください

  • ホワイトプラン

http://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/sumaho-bb-iphone/

こちらは契約プランとiphoneのモデルを必ず確認してください。
当方は、以下の通りの金額で計算しました。

3,785円 - 1,522円 - 1,008円 - 1,008円 - 442円
= -195円/月 (+諸費用)

初期費用と工事費、モデルレンタル料は?

  • 工事費用がかかります。分割で80円/月を最大60ヶ月払う事になります。

  • モデムレンタル料は含まれており別途かかることはないです

解約料金は?

ホワイトBBとスマホBB割は現在解約料金は発生しません。レンタルのモデムを返却しなかったなどの理由があると違約金が発生しますので注意してください。

申し込み方法は?

以下から申し込みをしてください。現在、オンラインからであればキャッシュバック5,000円があるようなのでお得です。

http://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/white-bb/

申し込みから開通までの流れ

  1. ホワイトBB申し込み
  2. SMSで契約した電話番号に工事日調整の連絡
  3. 候補日の連絡と設定
  4. 工事日/モデム到着/開通

スマホBB割の申請にはホワイトコールの適用が必要です。適用タイミングは即時ではないので締め日を考慮して計算してください

※) 一部の場合を除き、スマホBB割の申請をソフトバンクショップで行う必要あり

注意点

キャンペーンや料金プランは時期により変更がありますので、最新の情報を必ず確認してください。また、ご自身の契約内容により気にするポイントは違いますので、必ず契約前にご自身の責任で確認を取ってください。当方は一切の責任を取れません。

新プラン(スマ放題)以外のプランは今後の契約について特に注意が必要です。

一度は新規受付中止のアナウンスあり

スマ放題以外のプランご契約者向けの「スマホBB割」は2014年11月30日(日)をもちまして新規受付を停止いたします。

その後、延長のアナウンスが発表

スマ放題以外のプランご契約者向けの「スマホBB割」については、2014年12月1日(月)以降もお申し込みを受付いたします。
受付終了時期は別途ホームページにてご案内いたします。

おわりに

今回は料金プランについて説明してみました。MVNOが流行っていますが、家の回線費用や家族の携帯代をトータルで考えると、こちらも一つの選択肢として検討できると思います。

次回は事前の想定速度と実測について記載してみたいと思います。



OpenStack最新情報セミナー@渋谷に参加してきた

2014/12/04@日本仮想化技術のOpenstack最新情報セミナーに参加しました。Ustreamでの参加だったので少し途切れている部分があるかもしれません。

openstack管理者入門-Midokura宮原氏

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Openstackディストリビューションの違いを徹底検証
http://thinkit.co.jp/story/2014/10/28/5310

本題


  • 環境設定したけどその先はまだという方向け
  • Openstackのユーザ権限
  • マルチテナント前提
  • admin, demoが用意される
  • ロールの定義はpolicy.jsonを触る

Openstack ユーザの追加

操作方法 デモ
  • 事前にプロジェクトの追加をしておく。ユーザ作成時に+ボタンから追加することも可能
    管理タブ→認証パネル→ユーザ→ユーザの作成
    ユーザ/パスワード/主プロジェクト
  • GUIもCLIもほぼ一緒。APIをどこから叩くか。
    ほんと一握りがCLIのみ
新しいユーザでログイン。最初にログインすると。
  • パブリックなイメージが存在
  • ネットワークトポロジーはext-netのみ存在
  • ネットワーク、ルータは何も設定されていない
テナントのリソース制限
  • adminユーザで設定可能
  • 管理→プロジェクト→クォータの変更
  • デフォルトのセキュリティグループは何も設定されていない

Openstack ネットワーク作成

インスタンス(DHCP) – demo-net-subet(10.5.5.0/24) – demo router – ext-net-subnet(10.0.0.0/24) – client
※demo routerがFloating IPへの変換を行う。実際はNetwork Nodeのiptablesで実現
ネットワーク作成デモ
  • ネットワーク名
  • サブネット名
    • ネットワークアドレス
    • ゲートウェイ
    • DNS(サブネットの詳細タブ)※見落としがち
※ゲートウェイを省略すると.1が採用される
外部ネットワークとの接続
  • ゲートウェイの設定→ext-netを選択
内部ネットワークとの接続
  • ルータ名をクリックしインタフェースを追加
各種公式OSイメージのダウンロード
- http://docs.openstack.org/ja/image-guide/content/
※独自OSイメージを作成した場合はcloud-initの導入をおすすめ。というよりスタンダード。
  • イメージからボリュームを作成し、そのボリュームから起動することも可能LVMでやっている。iscsi。

鍵の登録

  • アクセスとセキュリティ→キーペア
  • 公開鍵をペースト

Compute Nodeの追加

  • 仮想マシンインスタンスの起動はスケジューラーが自動的に空きCompute Nodeを選択
  • ノードを指定できるスケジューラもある
  • /etc/nova/nova.confを設定(my_ip, vncserver_proxyclient_address)
  • /etc/neutron/plugins/openvswitch/ovs_neutron_plugin.ini
  • Compute Nodeの削除はNovaコマンドから実施

Openstackの監視監視

  • 各コンポーネント毎にポート監視、プロセス監視を行う。
  • swift、neutronをはじめ1つのコンポーネントが多数のプロセスで動いているので逐一監視をする
  • コマンドのマニュアルを読もう
  • Open vSwitch以外のSDNとの連携
  • Juno版手順書絶賛改訂中

OpenStack運用管理最前線 ミラクル・リナックス 林氏

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Hatohol + OpenStack

本題


議題
Openstack Summit Parisで聴講運用管理3つの事例
 1.大量のVMの一斉起動の高速化(CERN)
 2.Ceilometerを使った不適切行為の検出(Cisco、Kent Unlv)
 3.大規模環境の監視における大量アラートの対策(RackSpace)
- Openstack Summit Parisでの発表のフィードバック
運用管理っていうと何?
  • 監視
  • 障害対応
  • パフォーマンス
  • HA
  • DR

1.大量のVMの一斉起動の高速化(CERN)

1秒間に40テラのデータが生成される環境。パラレルで計算するために1000台くらいのサーバを用意
課題
  • 起動時間がVMの同時起動と正比例に増加
  • 当初、1200VMで4時間かかってしまった
  • スケジューラとGlanceがボトルネック
     - スケジューラがNOVAへリクエストを送る
     - リクエストを受け取ったNOVAはGlanceを参照し仮想ディスクを取得
  • 解析ソフトウェアのVMイメージの更新が頻繁でキャッシュの効率が悪い
対策
  • VMイメージをNovaのキャッシュに事前配布
  • Glace –> Apache + Squid –> Nova
Squidに入れば再配布される、他にも圧縮している
gzip-6が速度と圧縮率のバランスが良い

2.Ceilometerを使った不適切行為の検出(Cisco、Kent Unlv)

Ceilometer + データマイニングでリアルタイムで検出
学習段階
  • 適切な使用時のホスト情報
    • ベンチマーク(HBench)
    • 高負荷状態(CPU)
    • アイドル状態
  • 不適切な使用時のホスト情報
    • DDOS
    • 仮想通貨のマイニングツール
分類
  • OSSのデータマイニングツール「Orange」を使用
  • アルゴリズムで最適解を求めて検出

3.大規模環境の監視における大量アラートの対策(RackSpace)

(監視による)対策
  • 障害発生後、素早く原因を特定
    • 相関と抑制(Alertの相関関係マッピングを作成)
    • Apacheが落ちたらHorizon AuthやHorizon Contentも落ちるよね
       
  • リソース枯渇の事前防止
    • 増加率を計測して時期を予測

Hatohol + OpenStack

様々なOSSと連携してくれる統合監視

統合監視

  • ZabbixやNagiosなどとCeilometerを併用する
  • 管理画面を統合

インシデント管理

  • redmine

問題切り分け

  • zabbix
  • fluentd
その他
  • OpenStack Days 2015に出展・デモ
  • OpenStack監視用のZabbixテンプレートを公開
  • Zabbix/Hatoholも含めた構築手順書

Openstack Neurtonの機能概要 Juniper中嶋氏

コンポーネントの説明(略)

Neutronの実現するネットワークとは

  • マルチテナントネットワーク
  • API経由の制御
  • ネットワーク抽象化
  • ベンダー固有のコンフィグ排除

Neutronの基本的なモデル

  • 図による説明のため割愛

Neutronの実装

  • L2ネットワーク
  • L3ネットワーク
  • DHCPサーバ
  • メタデータ(メタデータサーバのProxy)
コンポーネント
  • API Client
  • Neutron Server
    • neutron api
    • neutorn plugin
    • neutron api extentions
    • db
  • Nova Compute

ML2Plugin

  • 複数のプラグインの機能を同時利用可能
  • Type Driver
     ネットワークの方式を決定(Flat,VLAN,GRE,VXLAN)
  • Mechanism Driver
     - Open vSwich
     - Linux Bridge
     - L2 Population
     - Vender(Ciscoとか)

各コンポーネントの実装

  • Network node
    • neutron openvswitch agent
    • l3Agent
    • dhcp agent
    • metadata-agent
  • Compute Node
    • Nova compute
    • neutron openvswitch agent
  • Controller Node
    • neutron-server

qrouterはNamespaceで作られているよ

  • ip netns
  • ip netns exec qrouter-XXXX ip addr
  • dhcpやSNATも同じように確認できる

icehouce以前のまとめ

  • ペースメーカーで冗長化が手間問題
  • トラフィック集中問題
  • dnsmsqプロセス集中問題

L3HA

  • NetworkノードをVRRPで冗長化
  • keepalived
  • 実MAC使用
  • GARPで切り替え

DVR

  • DirectにCompute Nodeがルーティングする
  • br-extとqrouterが各Compute Nodeにできる
  • Holizon上のパッと見は変わらない。マウスオーバーすると。
  • dhcpは変わらない

バグ?

  • fipのnamespaceはあるが、qrouterに飛んでいっている。
  • 使う時はfipのnamespaceを確認してみる。qrouterのiptablesを確認

Ml2-Plugin IPv6

  • サポートするようになった
  • 仮想マシンへのアドレス割当方法
     - SLAAC
     - DHCPv6 Stateful
     - DHCPv6 Stateless
    ※動かない時があるのでバグFix待ったほうがいいかも
     
    プロセス大量問題とNameSpace大量問題が残る

OpenContrail

  • やれることはML2と同様
  • Service Chainingが付加価値
  • ゲートウェイルータとの動的連携
  • アナリティクス機能

BGPベースのVPN

Network Node→OpenContrail Controller
  • Configuration Node
  • Analytics Node
  • Control Node
Compute Node
  • Nova compute
  • vRouter Agent
その他
  • dhcpはvRouter Agent
  • snatはSNATのname spaceを使用
  • snatはAct-StbなのでNodeまたぐ通信が発生する
サービスチェイニング
  • 仮想ネットワークとルートターゲット
アナリティクス機能
  • 仮想マシン/仮想ネットワーク単位
  • フローの収集
  • syslog
まとめ
  • プロセス大量問題とNameSpace大量問題を解決
  • オープンソース
  • ヨーロッパのtcp cloudで事例あり

OpenStack Fast Track 若葉マークStackerのStacker教習所 サイバーエージェント長谷川氏、田上氏

  • Openstackを組んだことがある人 会場は8割くらい?
スペック
  • Compute Node
  • E5-2470v220Core / 16GB / 480GB SSD *4 / Intel X540 *1
  • 1020C/2040T 8TB Memory
設計
  • 公式のInstall Documentationに従って作れば一応動く
  • できるだけ従った方がよい
公式から変更した点
  • コントロールプレーンを冗長
  • データプレーンを冗長しない(で済むようにする)
  • データプレーンをソフトウェアで冗長するのは非常に大変
  • 冗長化されたL2スイッチ・L3スイッチ・アプライアンスLB
必要な周辺機能
  • ベアメタルプロビジョニング
  • パッケージレポジトリ
  • DNS
  • syslog
パッケージレポジトリはローカルに持った方がよい。インターネット負荷の観点。
アンダークラウド
  • Openstackのコントロールプレーン
  • 共有ストレージ無しでライブマイグレーション
Computeまわり
  • KVM、Open vSwitch
  • オーバーコミットしない。パフォーマンスのリクエストを考慮した。
フレーバー
  • CPUが2倍ならメモリも2倍でディスクも2倍。余りが無いように。
ネットワーク
  • L3 Agentは使わない
  • Neurtonの標準機能のみ
  • VLAN Type Driver
  • Metadata Agentが使えないため、自前で169.254.169.254を対処
ストレージ
  • ブロックストレージはなし
  • インスタンスストアはSSDのRAID5
  • Gralceの冗長化のためにSwiftが必要なため準備した
MariaDB
  • MariaDB ClusterはVIPで冗長
  • 常に1台だけ使う設計にした方がベター
  • 複数のDBにかかれるとロールバックが頻発しログが大変なことに
  • Openstack側にtimeout設定は入れておいた方がよい
RabbitMQ
  • 公式のHighAvailavilityGuideをみよ
Openstackコンポーネント
  • VIPで
  • glance-apiはデフォルトはfileになってしまうのでバックエンドSwiftにした
  • nova-consoleauthはmemcachedを指定しておこう
  • neutron-dhcp-agentは3つ起動
構築
  • 汎用ツールで作りましょう
構成管理
  • SCMにコミット
  • 複数環境に対応
  • 冪等
  • 完全自動化
運用
  • jenkins
    • ビルドトリガの観点
    • ローカルのマシンからAnsible流していると・・・
    • ロギングの観点
    • ワークフロー作成
       
      初期設定はShelscriptで別に実施
Q&A
  • VLAN4096についてどんな考え?
      -> VLAN設計から4096まで必要なかった
  • VLANを使うとL3Agentを使わない理由は?
      -> 物理の世界が機能を持っているから
      
  • 外部と内部のIPマッピングは?
      -> グローバルとプライベートは外部でNAT。楽。
      -> テナントが好きにできる構成ではない
      
  • Novaネットワーク/Linux Bridgeの選択は?
      -> Novaネットワークの寿命を考慮。Linux Bridgeでも良かったといえば良かったが、管理面ではOVSで正解と感じている
      -> VLANでやる限りはOVSでも問題にはなっていない。
      
  • Memorryが10枚なのはなぜ?4チャネル単位は?
      -> コスト的な判断。メモリ使い回ししたいので16GBのみで検討
      -> パブリックとのコスト比較を考えると、コストは重要と判断
      
  • これからは?
      -> ネットワークのテナント隔離、ストレージはブロックストレージをソフトウェアで

NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design and Operation of OpenStack Cloud on 100 Physical Servers (NTT DOCOMO)」

課題


  • 高可用性
  • Neutronの組み方
環境
  • トータル3200vCPU / 12.8TB Memorry
ネットワーク冗長
  • Nova Computeから外に出ていく部分をどうするか
  • Multi-Chassis LAG+Bonding / ECMP(quagga)
  • ECMPが意外と楽だったが、パフォーマンスに難あり
VXLAN
  • OVSでVXLANは500VM to 500VMで10Gbpsくらいしか出なかった
  • mellanoxを使用した
  • MTU9000にするとでも1.5~1.6倍は効果があった
  • オフロードは1.3~5.5倍
HA
  • LBベース
  • 冗長化とってるが1台しかサービスしていない(Act-stbの4台構成)
  • MySQLの競合が起きるのでそれを避けるため
  • SSD使ってない場合切り替わりに大幅な差が出た
  • L3Agentは冗長できないため、マイグレーションできるようにした
  • 仮想ルータの復旧は10秒程度
その他
  • デフォルトのセキュリティグループは削除する
  • 全Nodeのiptablesの書き換えが発生する

openstackは日本語の参考書も出ています。勉強しておいた方が良いと思います

オープンソース・クラウド基盤 OpenStack入門 構築・利用方法から内部構造の理解まで
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L02-F+SoftbankSIMで速度測定してみた

先日、SIMフリー化したL02-Fとsoftbankのiphone SIMで運用した際のエントリーを記載しましたが、速度測定をしていないことに気付いて、今さらながら書いておきます。


< 参考エントリー >

SIMの契約について

契約としてはWifi用SIM + メイン携帯SIMなのですが、Wifi用SIM代+3円/月で運用しています。かけほーだい系の新プランが出てきてしまった今では、Wifi用SIMをキャリアで安く運用するのは難しいと思いますので、MVNOで代用が良いと思います。


L02-F 速度測定環境について

測定パターン

  1. 2.4GHz(クレードルなし)
  2. 5.0Ghz(クレードルあり)
  3. LANポート使用

場所

  • 東京都江戸川区
  • 屋内で計測

L02-F 速度測定結果

1. 2.4GHz(クレードルなし)

LTE相応の速度が出てると思います。

2. 5.0Ghz(クレードルあり)

速度上がりました。ちなみに、今回は電波を遮断するような障害物や距離が離れている環境ではありません。

3. LANポート使用

LANポートの後ろに5.0Ghz帯の無線LANルータを接続しています。クレードルありと同じ程度かなと思いましたが、意外と速度が出ませんでした。どこがボトルネックになっているかはわかりませんが、結果としてこうなりました。

※ 環境により速度は違うのでご注意ください。

まとめ

速度一覧

以下の通りの計測結果になりました。周辺で2.4GHzの電波を拾っている関係だと思いますが、5.0GHzの通信品質が良い結果に繋がっています。

- 2.4GHz 5.0GHz 5.0GHz(LANポート)
下り 21.21Mbps 34.13Mbps 26.10Mbps
上り 24.96Mbps 26.99Mbps 23.69Mbps
  • Wifi用のSIMにキャリアSIMを使っているので比較的速度も出て満足の行く内容になりました。
  • iPhoneでのテザリングの操作や待ち時間が嫌です。PCやタブレットを使う時にストレスフリーな環境が作れました。
  • WEB閲覧がメインでヘビーユーザではない人は家にネット回線を引かず、キャリアSIM一枚や以下のような無制限のMVNOで楽にPCもスマホも繋げるので十分かもしれません。
個人的にはMVNOでは日本通信が容量制限なしで気になっています。速度はいかがでしょうか。
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日本通信から1,980円/月(税別)でLTE使い放題のSIM発売が発表されて嬉しくてエントリーを書きます。 日本通信 b-mobileについて 特徴 2014/12/12発売 月の最大通信容量は制限なし 足回りはdocomo LTE プラス800円(税別)で音声付プランあり 3GBまでのプランなら1,180円/月(税別…

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